アル中伝説 最終回
5月14日の事だった。
3日間、記憶がなかった。
ただ、断片的には、曖昧ながらフラッシュバックのごとく
記憶がよみがえるのだが、
意識不明の重体らしかった。
気がつけば辺りは、白かった。
そして、母親が椅子に腰掛けていた。
｢ ここどこ ｣ と訪ねると、｢ 病院 ｣
救急医療センターだった。
点滴と陰部に、管が通してあった。
この日、なにをどのくらい飲んで、
近所のスーパーで、何を買ったのかは、全く覚えてない。
スーパーの駐輪所で、アルコールを飲んだのだろう。
確か朝の9時くらいだと思う
あまりにも汚ない品物に、キレて、酒でも飲まなやっとれんと、
思ったのだろうか、たぶんそんな事だったと思う。
そして、スーパーで、意識を失なってしまったらしい。
すぐに救急車で、運ばれて脳外科にお世話になったらしい。
どうやら初めは、脳梗塞ではないかと疑われていたようだ。
結果、重度の急性アルコール中毒だと判明した。
｢いつ死んでもおかしくないので、何かありましたら、すぐ呼んでください。｣
と看護師さん。
母によると、まばたきもせずピクリとも動かない状態だったらしい。
そして、6時くらいに目覚める事になった。
今回の事で、アルコールは、死を招くと言う事だ。
せっかく一命をとりとめたのだから、
今度こそ断酒しなければ、家族や自分のために!!
アル中伝説 16
まあこの前まで、ムチャクチャ忙しかったのに、
寒くなったら、引き潮のように、暇になった。
まだ16時前でっせ…
この話は、まだ忙しかった頃の、お話です。
11月の３日と４日連休でした。
母の話によると３日は、どうも正常に生活していたそうです。
いや、もしかして…
夕方から、何もすることがなくて、
禁断の焼酎に、手を出してしまった様です。
最初は、糖尿病でも芋焼酎なら、飲んでもいいと言う、
嘘か誠か解らない噂が回って来たので、
近所のスーパーで、千円程の芋焼酎を一升、買った。
これは、はっきりと覚えている。
しかし、千円程の芋焼酎が、旨い訳がない、
でもガンガンいった。
酔えれば、なんでも良かったのだ。
だが、しかし、焼酎と言えば、下町のナポレオン(いいちこ)だ。
今度は、1389円払って、いいちこを一升、買った。
キムチ鍋を食いながら、酒が、すすむすすむ…
もう何日かも、解らなくなっていたのだろう。
とどめに、もう一升、銘柄は、忘れたが、
千円程の焼酎を買って、財布はカラになった。
合計三升、1日で飲んだのか？２日かけたのか？
それは、まったく覚えていない。
当然、仕事に、穴を開けた…これでは、人間失格だ。
また、いろいろな人に、迷惑をかけてしまった。
さすがに反省して、断酒の日々が、つづいている。
今は、意識して断酒剤を、飲み続けている。
しかし、１日で三升飲んでいたら、これは記録だ。
誕生日
今日8月21日は、僕の誕生日です。
45歳になりました。
思えば早かったなぁ
四捨五入したら50歳やん
まぁ厳しい残暑のなか
今日も汗みず垂らして
仕事、頑張ってみるわ
アル中伝説15
最近ちょくちょくビールを飲んでいる
前は、適量を守れなかったが
このごろは適量を守っている
そうでもしないと
酒を飲まんとこ飲まんとこ
と思えば思うほど
それがストレスとなって
無茶飲みしてしまうことが
最近わかってきた。
ちょっと、この方法で試してみようと
思う
リスキーなのは、百も承知だ
だがプロのクリーニング師として
もう仕事に穴を開けるわけにはいかない
今、朝や昼に絶対飲酒は、しない事に
している。
まぁ頑張ってみますわ
